事例紹介 / CASE STUDY

AIM コラム COLUMN

よくわかる!実務にすぐ使える!AIM流【超】実践的な管理者研修

あなたがお勤めの企業には、どれくらいの数の管理者向け研修があるでしょう。そのうち、あなたはいくつ受けましたか?

どんなの研修だったかを覚えていますか?研修で学んだことをどれだけ実際のマネジメントに活かしていますか?

答えづらい質問ですよね。研修中や直後は「ためになることを学べてよかった!」と張り切っていたことでしょう。あのちょっとした高揚感は『映画館エフェクト』などと呼ばれます。アクション映画やラブコメディなどを観た直後、主人公になったような興奮と幸福感に包まれるのに似ているから。でもいつか冷める…。そして元の自分に戻る…。残念ですね。

研修コンテンツは一般的になりがち

学んだつもりなのに、いつしか忘れてしまうのはコンテンツが一般的だから

通常、研修コンテンツは広く多くの人々に適用可能なかたちで作られます。その方が効率がいいからです。コンテンツづくりには時間がかかりますからね。毎回、作り変えていたら大変です。

だからできるだけ広く多くのケースに適用できるよう幅広くテーマを設定し、コンテンツ化する。「これならだいたいの管理者に当てはまるだろう」管理者研修の作り手はそう考えながらコンテンツ設計をします。

色々な状況にある管理者にも対応できる学びの材料が含まれたコンテンツは再利用が可能です。受講側も「アレとコレは自分にも当てはまるなぁ」と感じるでしょう。そして学んだ気になる。実際に学びも起こっているのだと思います。

学んだのに忘れてしまう原因は明らかです。学びを日常に活かしていないからです。日常に活かしていれば、忘れません。

なぜ学びを日常に活かさないのでしょう。実は活かさないのではなく、活かせないのです。内容が一般的だから、「自分のマネジメントに取り入れる」という重たいアクションを挟まないと、学びを活かすことはできません。だから、いつしか忘れてしまうのです。

研修内容を自分の実務に活かすのは想像以上に大変

研修内容を自分のマネジメントに取り入れるのは重たいアクションだ、と言いました。

なぜかといえば、走っている自動車を改造するようなものだからです。日常業務やマネジメントは日々、行われています。すでにやり方も固まっています。それを研修で学んだ『あるべき姿』に合わせて変えていくためには、チームメンバーとの対話に始まり、マネジメントの仕組みの設計、会議の方法の変更などなど、調整しなければいけないことがたくさん出てきます。

「どこから手を付ければいいのかわからない」と、すぐ壁にぶつかってしまうでしょう。PDCAを回せばいいと云われても、「部下の方の行動管理は?」「上司への報告は?」など非常に日常的で細かいことをマネジメントという仕組みに沿って組み立てなければならない。決して軽くないです。

実践できてこそ学んだ甲斐がある

実践できるように研修をテーラーメイド

「このまま持ち帰って、すぐに実践できる!」アバージェンスマネジメント研究所が提供する【管理者研修】を受講したマネージャーの声です。

真剣に取り組んでくださった管理者の方には感謝、感謝です。研修を提供した我々も「実践的な研修に仕立ててよかった!」と嬉しくなります。

「すぐに実践できる!」研修にするためには、当然、相当な準備が必要です。どんな事業か?何が強みか?実務プロセスはどうなっているのか?どこが業績向上の力点か?このようなことを事前に分析することが必須なのです。

アバージェンスマネジメント研究所は、超ハンズオンでクライアントにリアルな財務成果をお届けするコンサルティングのエキスパートであるアバージェンスのエッセンスを背骨としています。だからこそ研修という『実践から切り取られた場面』においても『実践に直結するコンテンツをテーラーメイド』できるのです。

土台、骨組み、仕上げの3つを網羅

成果に繋がるマネジメントを作り出すには、【土台】となる基礎知識、チーム全体の力を発揮するための【骨組み】、そして不測の事態にも対応できて目標達成への道筋が揺らがないような【仕上げ】が必要です。

「このまま持ち帰って、すぐに実践できる!」のは、この3つをしっかり作り上げるからです。AIMが有するマネジメント・ナレッジ・データベースを下敷きにしながら、クライアントの事業課題や組織の有り様を考慮しつつ、研修を組み立てます。

【土台】となる基礎知識は揺るぎない堅牢なものです。Manageの原義にさかのぼり、近代のマネジメントを徹底分析したうえで、学術的な根拠に裏打ちされた「とってもわかりやすい基礎」を提示します。

【骨組み】とは、チーム全体のちからを発揮するためのマネジメント・システムのことです。狙いと結果、計画と実績、仮説と検証、分担と協調…。これらが最も効率的かつ効果的にワークするための仕組みを、研修を通じて作り上げていきます。

【仕上げ】とは、実務への試行的な適用です。「試しにやってみよう」をどんどん促します。こういう 試行は実践的な知恵を増やしていきますし、関わる方々は自信を少しずつ増やしていきます。

実践であることが皆の願い

皆が成果を欲している

研修は組織が投資して行うのですから、それに見合った成果を得たいでしょう。研修に参加する管理者の方々にしてみれば、忙しい合間をぬって時間を投資するのだから、それに見合った成果を得たいでしょう。部下の方々にしてみれば、上司が研修中は代理としての仕事も増えるでしょうから、それに見合った成果を得たいでしょう。受講する管理者の上司にしてみれば、様変わりして成果をバシバシ出して欲しいと願うでしょう。

実践的であればあるほど成果創出に近づく

野球に例えてみます。時速160kmを投げるピッチャーの投球フォームや身体づくりを学ぶことは、速球を投げたいピッチャーにとってたくさんの学びがあるでしょう。

ただそれを知ったところで、自分の投げる球が速くなるわけではありません。当たり前ですね。自分なりの実践に活かしてこそ、成果が出るのです。

この『自分なりの実践に活かす』ということが本当に大切なことです。

それこそがアバージェンスマネジメント研究所が目指す研修のゴール

管理者にも様々な階層がありますが、AIMが提供する管理者研修の主たる対象は中間にいる方々です。野中郁次郎先生が「ミドル・アップアンドダウン」という概念を提示されました(*1)。中間にいるマネージャー層が上下(左右も含むのかもしれません)に活躍することが組織を活性化する、という意味と理解しています。

我々が提供する研修に参加いただく管理者の方々も、上述した『皆が欲する成果』をリードするパワーの源泉になっていきます。

最高ですよね!


*1:知識創造企業(1996)野中 郁次郎, 竹内 弘高,  東洋経済新報社

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