OBインタビュー / OB INTERVIEW

OBインタビュー OB INTERVIEW

株式会社河合楽器製作所社長室<br />
高田憲和氏

揺るぎない、
確固たる力を会得する。

株式会社河合楽器製作所社長室
高田憲和氏

在籍時の最終職位  ディレクター
在籍期間      2011年8月〜2021年9月 

出発点
/ 「経営者に近いところで、
会社を変える仕事をしたい」

アバージェンスご入社までの経緯は

税理士として働いていましたが、「会社を大きく変える仕事がしたい」との思いを持ち転職しました。当時はアバージェンスのようなハンズオン型コンサルティングファームは珍しく、経営陣・管理者と日々議論し人や施策を動かし成果を出す手法に、やりがいがあると感じました。

現在多くのコンサルティングファームが「ハンズオン型」を掲げています。ただ、昔も今もここまでクライアントに入り込むファームは少なく、それが大きな魅力ですね。

得られること
/ どこでも成果を出せる、
スキルとマインドセットが身につく

このファームで得られたものとは

成果、特に定量的な成果を出すためのスキルです。このファームでは、経営上の重要な課題を特定し、その原因を現場のファクトレベルで突き止め、その原因を解消する為の具体的な打ち手を考案し、その打ち手を実行する為に実際に組織・人を動かす技術を体系的に身に着けることができます。これらの技術を20~30代で実践を通じて体系的に身につけられるファームは、アバージェンスだけだと思います。これらの技術さえ身につけてしまえば、どんな業種・部署・テーマでも成果が出せるようになります。

もちろん新たな業種・部署・テーマのプロジェクトにチャレンジする場合は、当該業種・部署・テーマに関して相当な量のインプットを行う必要がありますが、必要なプロセスを怠らない限り、絶対に成果が出せるようになります。「本当にそんな技術が身につくのか?」と疑問に思う方がいるかも知れませんが、一つひとつステップを踏んで然るべきポジションまで上り詰めれば、本当に「そんな技術」が身につきます。これは私が責任を持って断言します。アバージェンスのディレクター陣は皆同じことを言うと思います。

インタビュー

アバージェンスは歴史ある外資系コンサルティングファームのメンバーが立ち上げました。そのファームのメソッドも含め長年積み上げられたものが社内で体系化されており、教育メソッドも構築されています。コンサルティング未経験の方でも、自分の課題と向き合い続け、諦めなければ成長するチャンスはいくらでもあるというのもアバージェンスの大きな特長です。

どのような方がアバージェンスに向いていますか

学歴や職歴で必須なものはないです。あげるとすれば、「困難な状況でも逃げない人」ではないでしょうか。私も前職の知識・経験より、その「姿勢」に助けられました。

前述のように体系化されたメソッドはあるものの、それを高い精度で発揮できるようになるまでには、必ずどこかで「壁」にぶつかります。そこで逃げずに、自分の課題に向き合い続けて課題を克服し切れる力が、アバージェンスで成長する為には欠かせません。

アバージェンスのコンサルティング技術は決して特殊なものではありません。マインドセットも古今東西伝わってきたものを大切にしています。手法も仮説と検証を短期間で繰り返し、軌道修正しながら仮説の精度をあげ成果を出すプロセスを継続する、ある意味愚直なものです。「逃げずにそのプロセスを実行し続けられる」。それが、ここで働くうえで最も重要だと言えるのではないでしょうか。

その先へ
/ 「感動を届ける」心から誇りを持てる
ビジネス

現在のお仕事について教えて下さい

長年アバージェンスでKAWAIのプロジェクトを担っており、そのご縁から入社いたしました。グローバルに事業展開している企業で経営に携わり、より広く、より深い経営技術を身につけたいとの思いが強くなり、アバージェンスを「卒業」しました。

現在、当社の中期経営計画における全社戦略の立案と、重要戦略の実行推進を手掛けています。また、当社は5年後に創立100周年を迎えるのですが、その先の新たな長期ビジョンを描いており、KAWAIの未来を創る仕事に取り組んでいます。

現職の魅力とは

「ピアノ屋」という事業が、自分自身にとって最も誇りを感じられる仕事であるということです。

原体験は、アバージェンス時代にKAWAIで最初に携わった営業力強化プロジェクトにあります。KAWAIの最高ランクのピアノの魅力を顧客に伝える為に、ひとつ下のランクのピアノとの違いを体感するワークショップを開催しました。音大卒の社員に両方のピアノを弾いてもらい営業マン全員で聴き比べを行いました。その演奏を聞いたとき、あまりの素晴らしさに思わず涙してしまったんです。仕事中に感極まって涙したのは、後にも先にもこの瞬間だけでした。

「感動を届ける仕事」という点が、この仕事の最大の魅力です。そのような仕事に出会えたことに心から感謝しています。

入社される方へメッセージを

入社前の方にお伝えしたいことは、とにかく入社試験を突破して下さい。「入社試験突破」がアバージェンスでの最初の成果出し体験です。成果を出せる素養を持った人間は、入社試験を突破する為にありとあらゆる準備を行ってきます。1次面接で指摘されたことは、2次面接では完璧に修整してきます。そういう姿勢が無い限り、アバージェンスには入れませんし、仮に運良く入ったとしても永くは続きません。ですので、まずは、是が非でも受かるというマインドセットで入念な準備をし、軌道修正を怠らない様にをする。これが一番重要なことだと思います。

また、もしご縁があって入社しましたら、プロジェクト責任者として成果を出してクライアントから高く評価される経験を複数回積むまでは、絶対に転職しないで欲しいです。もちろん心身に支障をきたすまでやる必要はないですが、その経験を経ないで辞めてしまうのは極めてもったいないですし、アバージェンスに入った意味がありません。

私は、上記の様な経験を積むまでに何度も「壁」にぶつかりました。途中で辞めようと思ったことも何度もありました。しかし、何とか踏み留まって、自分の課題と向き合い、その「壁」を乗り越えたとき、どこでも成果を出せるスキルが身についたと実感することができました。そして、それと同時に、「壁の乗り越え方」のコツを掴んだ「感覚」を得ました。もしかしたら、この「感覚」がアバージェンスで手に入れた最大のギフトなのかもしれません。皆さんにも、そのようなギフトを手にして欲しいと思います。

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