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早期改善

vol.0012

とある社長にお勧め頂き、リュック・ベッソン監督の映画『LUCY(ルーシー)』を観ました。トラブルに巻き込まれた主人公「ルーシー」が覚醒し、通常の人間は10%しか使っていない脳を、100%使えるようになっていく。数々の能力を手にする一方、次から次へと大事件が……そんなストーリーでした。

「人の脳で稼働しているのは10%」が事実かどうかは存じ上げません。しかしマネジメントの現場を拝見している限り、「まだまだ脳の稼働領域は拡がるな」と感じることは多々あります。たとえば、われわれがご一緒させて頂くプロジェクトでは初期に「早期改善」を行います。「解決しなくてはマズい『小単位の問題』を一ヶ月で解決する」をテーマに、是が非でも解決しようとガムシャラに行動するものです。

ある管理者は「一ヶ月で解決するなんて絶対に無理!」と憤っておられました。しかし、最近の推進委員会(プロジェクト進捗報告会)では「絶対に無理! と決めていたのは自分自身。いい意味で追い詰められるとアイディアは出る。自分が思っているほど、脳って使えていなかったのかも」。少し照れくさそうに、そう仰っていました。


早期改善のテーマは「一ヶ月で解決できる『小単位の問題』」ではありません。「解決しなくてはマズい『小単位の問題』」を、短期間で解決するよう負荷をかける。それが早期改善活動のミソです。

ちなみに、「解決しなくてはマズい『小単位の問題』をテーマに設定する」のは、口で言うほど簡単ではありません。マネジメントの現状に精通していなければ、的外れな設定となる。逆に現状に流されれば、安直な設定となる。的外れでも安直でも、脳の稼働領域は拡がりません。プロジェクト序盤戦、クライアントの皆さまと一緒に適切な設定を見出すのが、われわれコンサルタントの腕の見せどころでもあります。


適切な早期改善テーマをガムシャラに解決するなかで、従来は無かった……いや「脳のどこかに埋もれていた」アイディアを発掘し、一ヶ月が経つと、以前は無理と思っていた問題を解決しているのです。

脳の稼働領域が拡がると言っても、ルーシーのように脳を100%使えるようになる必要はありません。ビジネスの世界なら、たかだか数パーセント、いや、ほんの1%でも拡げられたなら(それでも従来比1割増)、これまで無理と「思い込んでいた」ことぐらいは解決できます。

もしも、組織に所属するメンバー「全員」の脳の稼働領域が「1%」上がったなら。
そんな風景を想像するとワクワクします。ぜひ、クライアントの皆さまと一緒に見てみたい。そして、そのとき、世の中は「少しマシ」になっている、そのような気が致します。


2015年6月12日

小口 卓

チーフ・オペレーティング・オフィサー
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