Avergenced(株式会社アバージェンス)

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自責

vol.0008

われわれアバージェンスは「自責」という言葉を大切にしています。経営現場で、進捗の芳しくない課題の原因をマネジャーの皆さんに尋ねると、こんな回答が返ってきます。「方針を打ち出せない社長が悪い」「何度言っても理解できない部下が悪い」「現場を理解していない上司が悪い」「協力しない他部署が悪い」……。このような「他責」の立ち位置をとる限り、課題解決に進展はありません。難易度が高ければ高いほど、各人が「誰か」の行動変化を待っていて、結局課題は放置されたままです。

ご一緒させて頂くプロジェクトで、アバージェンスのクルーは「他責ではなく自責で捉える」ようクライアント側のマネジャーたちに迫ります。そして経営課題への解決行動を起動させ、定量・定性成果を創出します。その結果を目にするたび、自責の立ち位置をとる人が発揮する課題解決能力の高さに心底驚かされます。「目の前の風景が変わらない」と愚痴を言っていて、何かが変わることはありません。原因の一端は自分にあると捉え、過去とは違う一歩を踏み出した人だけが「昨日とは違う風景」を目にできます。

ところが残念なことに、目覚ましい成果を創出したマネジャーが、新たな課題に直面すると再び「他責の立ち位置」となるのもたびたび目にします。「自責の立ち位置」が続かないのです。伺ってみると異口同音に「過去の自分を否定し続けることは辛い」と口にされます。それを聞くたび、自責を生活習慣レベルにできていないと反省させられます。自責を別の側面から考えておくべきと感じるのです。

そこでアバージェンスでは「自責」をこのように説明します。自責とは、たとえどんなことが起きても「目の前の状況は自分に何を教えているのか」と自問する立ち位置をとること。自責とは、変えられない過去を検証・分析・反省・否定することではありません。自責とは、未来の行為を生み出すため、過去をクールに振り返ることです。自責を生活習慣とするためには、未来に視線を向けることが大切です。自責の言葉がもつ語感を、過去から未来へシフトすべきなのです。

「是非に及ばず」。織田信長が好んだと伝えられる言葉です。「起きたことに良いも悪いもない。肝心なことは、起きたことから何を学び、おのれがどんな一歩を踏み出すかだ」、そう言いたかったのだと思います。現在の日本においても喫緊の課題は「自責の立ち位置を取れる人」の総量を増やすことだと思います。われわれアバージェンスもプロジェクトを通じ、そのような人の数を日々増やし、世間に少しでもお役立ちできればと考えております。

2014年4月30日

小口 卓

チーフ・オペレーティング・オフィサー
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