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A Day In the Life

vol.0005

企業変革のお手伝いのご依頼を頂く際、私たちは「ダイアグノスティックス」と呼んでいる事前調査を必ず実施させて頂きます。このプロセスは、約2週間をかけ、企業が抱えるマネジメント上の問題を定量・定性両面から炙り出し、具体的事象を題材に企業トップと問題に対する目線合わせを行い、どの様にその問題を解決していくか、協業にて検討する期間です。私たちのサービスの特色は「企業トップと協業にて解決する」ことにありますので、事前調査プロセスを大変に重要視しています。


ダイアグノスティックスで行う調査手法の一つに「A Day In the Life Observation(一日同行観察調査)」があります。これは、調査対象企業のある社員の方と終日行動を共にさせて頂き、現場で何が起きているか、その実態を一つひとつ愚直かつ克明に記録するものです。極めてシンプルな手法ですが、「ほんとうに終日(A Day In the Life)」であることがミソです。朝一番にパソコンを立ち上げる時からご一緒し、「今日の業務は終わりました。お疲れ様でした」と職場を後にするまで、文字通り「一日中」行動を共にさせて頂くのです。


事前調査の結果をプレゼンテーションさせて頂く席上、企業トップの方々に最もインパクトを与えるのがこのA Day In the Life Observationです。異口同音に「現場はこんな状況だったのか。薄々感じてはいたが……」と発言されます。調査前には懐疑的で、「多数の従業員の中から、わずか数人の、しかもたった一日の業務を観察して何がわかるのか?」と仰っていた方でもです。調査報告を聴いておられる表情を拝見するたび、企業トップの皆さまが「一日」という単位への触感を持ち続けることに苦労されていると痛感します。どのような偉業も全ては「一日」の積み重ねです。「一日」単位のマネジメントが欠如しているが故に、多くの経営課題を(結果的に)放置し、組織の保有する能力を(結果的に)フルに発揮できていない企業がなんと多いことでしょうか。少しでも多くの企業が「一日」単位のマネジメントを取り戻す役に立てればと私たちは考えています。


ダイアグノスティックスの結果からプロジェクト導入を決断され、半年に及んだプロジェクトの終盤、定量・定性両面で実りある成果を手にしつつある時分、このような言葉を発された企業トップの方がいらっしゃいました。


「どうして『A Day In the Life』と言うのか、ようやく分かりましたよ。プロジェクトを始め、今までは全くできていなかった『一日』単位のマネジメントに取り組むことで予想以上の成果を手にできました。定量成果だけでなく、マネジメントが細密になったお陰で、人も随分育ってきました。『これは儲けものだな』というのが正直な感想。でもね、最近思うんです。私自身が『A Day In the Business』レベルでしか捉えられていない。従業員の一日は、経営者にとっては『ビジネスの中の一日』かもしれない。しかし彼ら彼女ら一人ひとりにとっては『人生の中の一日(A Day in the Life)』。一人ひとりの一日を『人生の中の善き一日』にすると決意し追求する姿勢、それがマネジメントだと思います」

2013年7月31日

小口 卓

チーフ・オペレーティング・オフィサー
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