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外整内調

vol.0003

年初来、経済面では僅かな「転調の兆し」は感じられるものの、多くの課題が山積している状況には何ら変わりなく、依然として道筋が見えてこない状況が続いている様に感じます。企業経営陣の方々とお会いし、お話を伺っていても、同じ様な感覚をお持ちの方が多いように見受けられます。


我々アバージェンスが大切にしている言葉の一つに、『外整内調』という言葉があります。皆様の耳に馴染みのないのは当然であり、アバージェンスの造語です。その意味するところは、「外を整(ととの)えずに内を調(ととの)えようと焦ったところで、決して内は調わない。まずは外を整えよ。おのずと内は調えられる」というものです。

不調に陥った時、不調そのものに目や気が行き過ぎ、身の回りにある『やるべきこと』を疎かにする。そのことで不調を長期化させてしまっている多くの組織や多くの個人を目にしてきました。そして不調から脱するには、やはり身の回りにある『やるべきこと』をキッチリ行うしかないのだということを学んできました。これを『外整内調』という言葉にて表しています。


『外整』には、日頃の積み重ねが肝要であるとも感じます。「不調になったので、私(我社)は『外整』することにします」ということは不可能であり、習慣として『外整』を身につけていることが必要となります。優れたリーダーたちは、この習慣を組織に埋め込むため、大変な労力を費やしている様に見受けられます。

歴史上にて一例を挙げるならば織田信長という人物です。この人は細かなことに異常にこだわり、部下たちを厳しく指導していたと伝えられています。「城の廊下に埃がある。もっと綺麗にしろ」という指導や、「廊下を歩く速度が遅い。もっと早く歩け」という指導を、ことある毎に行っていたという逸話が残されています。信長個人の特性(強迫神経症、潔癖症)に因るものだという説もありますが、私は信長の意図的な行動であったと考えています。いかに優れた戦略・戦術を編み出したところで、それを実行する組織に『良き習慣』がない限り無意味であるし、無意味である故に、『良き習慣』がない組織には優れた戦略・戦術は舞い降りてこない。信長はそのことを明確に認識していたがために、懸命に部下たちの生活指導に励んでいたのではないかと思うのです。


道筋が見え難い今だからこそ、身の回りにある『やるべきこと』を疎かにしない。まずは我々アバージェンス自身が肝に銘じることであると認識しています。その上で、様々な実業の現場において『外整内調』が実現されることにお役立ちしたいと考えています。

道筋が見え難いと佇み、環境への不満を述べたところで物事は変わりませんし、道筋を無理に見ようとしたところで、正しい道筋は決して見えてきません。見えてこないことに焦りを覚え、むりやり何かしら手を打ったところで、それが正しい道筋に繋がることは決してありません。


道筋が見え難い今だからこそ、ひとつひとつ行動を丹念に行う。そしてひとつひとつを丹念に行う深みから、将来への道筋を掬い上げる。その様な組織が着実に増えていくことに、われわれアバージェンスは一丸となって貢献していく所存です。

2013年1月29日

小口 卓

チーフ・オペレーティング・オフィサー
株式会社アバージェンス

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