Avergenced(株式会社アバージェンス)

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縦糸をはる

vol.0002

アバージェンスという我々の社名は、「AVERMENT」+「EMERGENCE」という二つの言葉を掛け合わせた造語です。AVERMENTという言葉は、英語を母国語としている人でも馴染みの薄い単語だそうで、「断言する」という意味を持っています。EMERGENCEの方は聞かれることも多いと思いますが、「創発する」になります。1946年以来、マネジメントに焦点を絞ったコンサルティングサービスを提供して来た結果、我々がクライアントの皆様と共に作り出したい「マネジメントの形」を社名と致しました。


自分達は何をもって世の中に貢献したいのか、そのためには何を世の中に提供するのか。このことを真剣に探求し続け、想い定める、こんな風景を「断言する」という言葉で表現しました。また、想い定めたからには、世間が何と言おうとも我が道を突き進み、如何なる困難に直面しようとも諦めない、そんな風景を「創発する」という言葉で表現しました。織物にたとえて言うならば、「断言する」とはしっかりとした縦糸をはることであり、「創発する」とは丹念に横糸をとおすことであると考えています。


ここ数年コンサルティングの現場にて感じることは、様々な組織において縦糸が緩んでいる、緩んでいるに止まらず喪失していることさえある、ということです。2005年以前を思い起こせば、「横糸をとおす」ことのお手伝いをするプロジェクトの数が多かったと記憶しています。

組織としてやるべきことは分かっているものの、なかなか組織全体では徹底できずに多くのバラツキが存在しており、そのバラツキによって生じている機会損失を共に回収して欲しいというテーマのプロジェクトが大半を占めていました。2006年以降、今申し上げた様なプロジェクトの数は年々減少し、今ではほぼ全てのプロジェクトにおいて、『縦糸をはる+横糸をとおす』というテーマをクライアントの皆様と探求させて頂いています。


少し話は変わりますが、大航海時代のキャプテン達には大変な苦労があったという話を耳にしたことがあります。船主から船を借りたり、豪商から金を引き出したり、乗組員を集めたりするためには、「航海の意義」を多様、且つ魅力的に語ることができなければなりませんでした。

特に難易度が高かったのが、乗組員を集めることで、船も金も揃ったにもかかわらず、航海に出ることができずに終わったキャプテンが数多くいたそうです。港で樽の上に立ち、自分の想いをプレゼンテーションするキャプテン達の姿は壮観で、船乗りに限らず多くの聴衆が集ったという話も残っています。


いま、皆様の組織には何人のキャプテンがいらっしゃるでしょうか。自らの想いを持ち、したたかに出航の準備をし、仲間と共に航海に出発するキャプテンが。我々は現在、多くの組織が航海に出る季節になったと認識しています。組織として無謀な賭けに出るということでは決してなく、自分たちの『絶対価値』を深く掘り込み、勇気をもって第一歩を踏み出す季節になったと感じています。そしてこれからの季節には、『縦糸をはる』ことのできるキャプテン達が必ず必要であるとも感じています。御縁を頂戴できたクライアントの皆様と共に、一人でも多くのキャプテン達を作り出すことを決心しています。そしてそのことが、企業経営だけに留まらず、『世の中を少しだけマシにする』ことになると信じています。

2012年10月30日

小口 卓

チーフ・オペレーティング・オフィサー
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